2025年 展覧会・イベントスケジュール・プロジェクト
*展覧会  

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松本和子 Kazuko Matsumoto 「やわらかい かべ soft walls」(フレスコ画)
2026年7⽉8⽇(水)〜8月2⽇(⽇)
開廊時間=各日13〜19時
定休日=月曜・火曜
カーテンからやわらかく差し込み、乱反射する光たち。それらは幼い頃の記憶の断片であり、何も損なうことなく永遠にそこにあり続けるような、一瞬の光景。
その昔、絵というものが洞窟の壁に愛しい人の影をうつし、なぞり描くことから始まったように、日々の中で移ろい消えてしまう光の痕跡をたどり、漆喰の壁にとじこめておくことができたらと望んでいる。
そのために、古くから「永遠の絵画」とも呼ばれるフレスコ画を使って、拠点としている京都や旅の滞在先で出会った風景と自身の追憶とを結びつけながら、人の記憶や空間に関わる表現を模索していきたい。(松本和子)




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中村 敦 Atsuhi Nakamura 「有機 1999 - 2026」(絵画・ミクストメディア)
2026年9⽉16⽇(水)〜27⽇(⽇)
開廊時間=各日13〜19時
定休日=月曜・火曜
2025年9月に作品集「Works of Atsushi Nakamura/painting and its back ground」を刊行
作家自身が編集した本書には、この15年程の期間に制作した作品群の他、アトリエの様子、制作のプロセス、使用した道具や、失敗作の切れ端などのコラージュ、日々気になったオブジェクトの写真など作品以外のモノも多数挿入されています。本人は、その作業を振り返り、制作活動全般に共通する「有機的」という言葉に気づきます。
その原点はおよそ25年前(1999年から2003年位)の人工生命をテーマに制作したデジタルアート期に遡ります。[digital insect collecting](デジタル昆虫採集)と命名したそれらのシリーズは、コンピューターソフトのツールを用いて、自動生成と偶然性によって無数の奇妙な生命体状の形象を引き出して一冊の本にまとめるというコンセプトから始まりました。それから派生するあらゆる作品は、その本に納められているプロトタイプを基にして創られています。
その後、中村は、一時的な制作休止期間を経て、塗料や薬品の比率などの化学的な試行錯誤を繰り返し、時にはデジタル技術で補完しつつも、現実世界での現象に主軸を置いて「より生命的なるもの」目指した現在の表現に到達します。
このたびの個展では、[digital insect collecting]シリーズの一部・昨年刊行の作品集に掲載しなかったこの15年内の作品・最新の作品を同時に展示し、回顧展という形をとります。
 「25年前、私がデジタルアートを始めた頃からでも、随分と世界は変わりました。テクノロジーは飛躍的に進化しましたが、その一方で、急激な気候変動や東日本大震災、パンデミック、そしてエゴイスティックな野望で国家や世界を振り回す為政者やそれに追従する起業家達が、あらゆる生命の存続を不確をかなものにしてきました。そんなこの四半世紀の、生命や自然に対する意識の変遷を、一人の美術作家のフィルターを通して体感していただければ幸いです。(中村敦)」




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